当院における睡眠時無呼吸症候群の診療に関して

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2022.06.18

当院における睡眠時無呼吸症候群の診療に関して

当院は睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診断、治療に力を入れています。当院における無呼吸治療の特徴をご紹介します。

SASの検査について

SASが疑われる方には、簡易モニターを使用した検査を始めに実施して頂きます。当院から直接検査機器をレンタルさせて頂きます。検査はとても簡単です。2日連続で機械を装着し、自宅のベッドでお休み頂くだけです。この検査で、どれほど睡眠中に呼吸が止まって、身体が低酸素状態になっているか診断できます。

簡易検査の結果、入院の上でのポリソムノグラフィ(PSGをお奨めすることもあります。連携している総合病院にご紹介させて頂きます。

事情により入院でのPSGが困難な方においては、自宅での検査も可能となっていますので、ご希望される方はご相談ください。

CPAP治療に関して

SASの治療は、持続陽圧呼吸療法(CPAP)が柱となります。睡眠中に気道が閉塞しない様に、鼻に装着したマスクから継続的に空気が送られる治療方法です。費用負担は約月4500円(3割負担)です。

導入当初は治療に不快感を感じる方が多く、それぞれの患者さんに応じた細やかな設定と調整が必要となりますので、なんでもご相談ください。お忙しく毎月の通院が困難な方もおられるでしょう。当院ではその様な方が継続治療しやすい様に、3ヶ月毎の通院でも継続療養できるように体制を整えています。対面診療のない月は、クラウド上に転送された皆様の治療データを担当医が確認して、ご連絡させて頂きます。ご安心ください。

最後に

SASは、高血圧、糖尿病、肥満などの合併が多く、総合的なケアが必要になることも多く、当院では合併疾患に関しても評価、治療を行なっています。SAS治療に関しても、CPAP療法のみならず、マウスピース作成や手術まで視野に入れて提案させて頂きます。何でもお気軽にご相談ください。

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